昼間のあわただしさから抜け出したあとに、ゆっくり作品を作りたいけど太陽は出ていない。朝まで置いておくと、配置がずれたりするのですぐに固めたい。
そんな時にはやはり、UVライトを使う必要があります。本格的なものは高価なので、少しでも安く済ませる方法を紹介します。
UVレジンを接着剤代わりに使う場合にも有効です。
百均のUVライトで仮止めして翌日太陽光
百均でもUVライトが売ってるのでそれを使ってもいいのですが、出力が弱いので完全硬化までに時間がかかります。
そこで、UVライトで仮止めをしておいて、翌日太陽にあててしっかり硬化させるという方法です。
5mmくらいの厚みのものなら、1時間で固まりましたが表面はネバネバしています。太陽光に当てたら完全に固まりました。
百均のUSB給電のUVライト
これはスマホの充電器に差して使える物です。急速充電器とかでは試したことがないので分かりませんが、AmazonのFirestickの充電器では問題なく使えました。
電池式ではないので、交換も必要なく重宝しています。
高くても便利な本気のUVライト
本気のUVライトは使ったことがないのですが、買ってみようかなと思うのがこれ。
これはハイパワーでいいですね。LEDレジンとUVレジンに対応しています。タイマーが付いているので、消し忘れる心配もないです。
本サイトで扱っている、「UVレジンで修理をする」という目的には形状が使いにくそうなので購入を躊躇ってますが、とても欲しいです。
UVレジンではなく、2液レジンを使う
これは1液と2液とうように二つに分かれていて、混ぜると固まるというものです。紫外線をあてる必要はないです。
テーブルを作る時に安全なレジンを探してる時に見つけたのがこの2液レジン。食器も作れるとのことなので、これで作ったテーブルも余裕で安心して使えます。
手持ちの蛍光灯で固める
蛍光灯も紫外線を発しているので、UVレジンが固まりました。
これは蛍光灯のデスクライトなのですが、これでも表面がネバネバする程度までは固まりました。
固まる?固まらない?UVの波長の問題
紫外線の波長は10~400nmと幅があって、その中でもUVレジンが固まる波長は約360~370nmです。
UVライトはUV蛍光管を使って紫外線を発します。UVライトや太陽光はこの波長を含む紫外線を出しているのでUVレジンが硬化します。
UVLEDライトと書かれているライトはLEDを使って紫外線を発します。そのため、波長が決まっている場合があるので、UVLEDライトを購入する際は、そのライトがどの波長を発するかを確認する必要があります。
「LEDレジン、UVレジン両方の硬化に対応」と書いてある場合もあります。UVレジンもLEDレジンも紫外線で硬化するレジンですが、LEDの波長でも硬化するレジンをLEDレジンといわれています。