ダイソンのスティク掃除機の、指を引っ掛ける部分が壊れました。
強力とうたわれている接着剤で接着してもすぐに取れてしまい、困った末にUVレジンを使ってみることに。
UVレジンは破損部分を見事に接着しました。それも、かなり頑丈に。
青く囲んだ部分の中央あたりにスジが見えますが、その部分で折れました。折れたというよりも、疲労破損的な割れ方をしました。
写真がわかりにくかったので図にしました。
とりあえずボンドで接着しようかと思ったけど、普通につけるだけではすぐに取れてしまいます。針金などの補助的な部品を折れた部分につけたら少しは丈夫になるのですが、今回の場所ではちょっと不都合が出そうです。
ということで、紫外線で固めるボンドを買ってみようと調べてたら、まあまあいい値段です。
んー、と思ってネットをみているとUVレジンでもできるとか。やってみます。
UVレジンは百均で
百均で買いました。紫外線で固まるレジンです。
太陽光でも固まるのですが、百均にUVライトも売ってたので買ってみました。
修理開始
折れた箇所にレジンを塗布
写真がないので図にしました。上の図の緑の部分にUVレジンを塗布しました。接着面に塗るのは大切です。
UVライト照射
UVライトをあらゆる方向からまんべんなく当てるためにアルミホイルを巻きました。
UVライト、照射!
5分程度ではしっかり固まらなかったので他の事をしてたら、20分以上放置してしまったのですが表面がうっすらネバ付く感じでした。ちょっと嫌だったので、太陽光の下に放置していたらネバ付かなくなりました。
見た目は悪いですが、透明のレジンなのでまあよし。
感想
最初はカッコよく直そうと思いUVレジンを薄めに塗布したのですが、硬化後少し使っただけでまた折れてしまいました。ということで2回目は思いっきり厚塗り。少しぼてっとしてしまいましたが、大変丈夫に接着できました。
透明なレジンは硬化しても透明なので、ぱっと見は何かがついている感じはしないのも、UVレジンで接着するメリットです。
UVライトは少し弱めだったらしく、長時間照射しないといけなかったので、だいたい固まるまでUVライトを使って、その後は太陽光に当てるのが効率よくできると感じました。
この修理方法は結構使えますね。
追記:2022.12.06
接着後、問題なく使える日が結構長かったのですが、先日割れ欠けてきたので、一度取り外して再接着しました。今回は、少し粘性の高いレジンを使いました。